心臓に栄養を送る血管である冠動脈が狭窄する病気=狭心症・心筋梗塞の治療として、冠動脈ステントの留置は非常に有効であり、多くの患者様が受けています。
冠動脈ステントを留置した後は抗血小板剤と呼ばれる、いわゆる「血液をサラサラにする薬」が必要となります。
すなわち、冠動脈ステントを留置するとういうことは、生涯このステントと薬とのお付き合いが必要になるということです。
一方、ステント留置後に何らかの理由で薬の継続が難しくなることや、ステント自体が再び狭くなる(ステント再狭窄)、新たに冠動脈に狭窄が生じる(新規病変)など、望ましくない事象も少なからず生じることがあります。
当院では冠動脈ステント治療を受けた患者様に対し、内服や必要な検査のアドバイスや長期的な管理をいたします。お気軽にご相談ください。